安全衛生への取り組み
安全衛生は、ベーリンガーインゲルハイムにとって非常に重要です。私たちは、「Sustainable Development – For Generations (世代を超えた持続可能な開発)」の枠組みの一部である「BE SAFE」イニシアチブに基づいて、社員、ビジネスパートナー及びビジターにとって安全な職場を確保することに責任を負っています。そのため、常に当社の安全衛生への取り組みの見直しを行い、最適化しています。私たちは、社員の健康維持に努め、すべての労働環境において社員の福祉をサポートしています。
重要なことは、社員の健康と安全、そして福祉に対する私たちのコミットメントが、当社のライトビルトとバリューに基づいているということです。社員の心身の健康および福祉に気を配ることは、当社の持続可能な目標達成にもつながります。そのため、私たちはこれらのコミットメントを通して、「インクルーシブ」で「率直に話す(Speak up)」カルチャーを奨励するとともに、活動ごとのリスク評価も実施して、労働災害及び疾病の可能性を積極的に低減します。さらに、社員研修を通じて安全への意識を高め、安全な行動や姿勢を促す環境作りを継続的に行っていきます。
また、事故の件数を永続的に減らすため、すべての社員が安全意識を持って行動するよう指導およびトレーニングを実施しています。部門長は、組織内の社員が労働安全や事故防止対策に関する適切なトレーニングを受けるようにすることに責任があります。
最終的には、シニアマネジメントや現場スタッフ、営業担当者、外部のサービス提供業者まで、社員のエンゲージメントと効果的なコミュニケーションを通じて意識を高め、職場での安全衛生を推進していきます。
インシデント及び事故についてはすべて、ローカル及びグローバルの事故報告システムを用いて記録、調査し、文書化します。また、休業災害について、月単位で取りまとめます。ニアミスについても調査し、社員の傷害につながりかねない状況を排除することで事故を防止します。