Lothar Halmer

長期にわたる能力開発 

Dr. Lothar Halmer

ローター・ハルマー博士はベーリンガーインゲルハイムのChief Quality Officerです。25年にわたりベーリンガーインゲルハイムでキャリアを構築してきたことに誇りを持っています。

私は25年ほど前にベーリンガーインゲルハイムに入社しました。正直に申し上げると、当時はこんなに長く在籍するとは夢にも思っていませんでした・・・そのことについては後で触れます。現職に就いておよそ2年半になります。会社全体の戦略的パートナーとしてチームで働き、ベーリンガーインゲルハイムの業務の品質と安全の目標を実現することに取り組んでいます。
  

キャリアの開始

私のキャリアは、ビーベラッハのバイオテクノロジーチームからスタートしました。ちなみに、私の専門は生化学で、具体的には分子生物学です。就職の競争は激しく、すべての職種に約500人の応募者が殺到していましたが、出会った人々にとても感銘を受けたため、何としても入社しようと思いました。社員の知識、仕事ぶり、仕事に注ぐ情熱など、すべてがこのポジションをとても魅力的にしていました。また、イノベーションやハイテクも数多く関与していました。

視点の転換

最初の仕事はQCラボ勤務で、メソッド開発と定期品質管理に携わりました。新卒入社だったので、仕事には研究成分がまだ含まれていましたが、後に純粋な研究よりもリーダーシップの方に興味を持つようになりました。およそ3年後、私は昇進して、プロセス管理の分析と品質管理に携わる新しいチームの構築を任されました。それは製造工程への踏み台となる仕事でした。当時は業界でも異例でした。昇進は各部門内で行われる傾向があったので、特に珍しかったようです。

昇進機会の繰り返し

繰り返し昇進の機会がありました。それが、ベーリンガーインゲルハイムにこれほど長く在籍してきた理由です。3年または4年ごとに、自分自身の能力を開発し、バイオテクノロジーから製造、バイオ医薬品の品質管理へと、さまざまな領域をまたがって昇進する機会がありました。昇進の根拠は、一つには私の業績でしたが、私が必要とされている場所へ行きたいという願望、興味分野、新しい分野への探究心も評価されました。可能性、機会、課題に満ちあふれているため、会社を去る必要がありませんでした。違うのは、会社が社員を大切にするところです。

品質管理の将来

私たちの目標は、品質管理を競争上の利点に位置付けることです。つまり、「品質の高い会社」として認知されることを目標としています。現在は、画期的な治療薬の状態で、パイプラインの良質な製品をチェックしています。品質基準を妥協することなく、認可が下りるまでの期間を短縮することが私たちの課題です。 

どのような未来がベーリンガーインゲルハイムに変化をもたらすか?  

ベーリンガーインゲルハイムは株式を公開しない独立した企業であるため、プランニングが重要です。一般株主から独立しているので、長期的かつ持続的に考えることができます。私たちの目標は、これからの世代のために患者さんのクオリティ・オブ・ライフを変えることですが、ベーリンガーインゲルハイムの社員にも同じことが言えると思います。敬意と共感を持って、長期にわたる能力開発を行う必要があります。私たちが求めるのは、有能で仕事への意欲が高く、チームとして情熱を持って働くことができ、自由な精神を持ち、問題があれば解決しようとする、積極的な人財です。適切な人財がいれば、高い山でも登ることができるからです。

>

関連記事

Hannah Bussman

ハンナ・バスマン

Get an inside view of life at Boehringer Ingelheim with Hannah Bussman.
詳細情報へ