ベーリンガー/リリー糖尿病研究助成プログラム 助成金交付対象者決定

日本/東京,

糖尿病領域での革新的な研究を助成

報道関係者向け情報
このホームページでは、国内の報道関係者の方々を対象に、ベーリンガーインゲルハイムジャパングループ各社の情報ならびに関連情報をご提供しています。一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

公益財団法人 日本糖尿病財団 (東京都文京区、理事長:岩本安彦 以下「日本糖尿病財団」)と日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(東京都品川区、代表取締役会長兼社長:青野吉晃 以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)、日本イーライリリー株式会社 (兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン 以下「日本イーライリリー」)は、本年7月1日から8月末日までの応募期間で募集していたベーリンガー/リリー糖尿病研究助成プログラムの助成金交付対象者を決定したことをお知らせ致します。

ベーリンガー/リリー糖尿病研究助成プログラムは、糖尿病研究のより一層の発展に貢献することを目的に、日本糖尿病財団と日本ベーリンガーインゲルハイム、日本イーライリリーにより設立されました。募集研究テーマは年度毎に検討され、本年度の募集テーマは、「糖尿病合併症の発症機序に関する研究(前向き臨床研究、並びに日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社及び日本イーライリリー株式会社の製品に関する臨床研究は除く)」です。

本年度は、全国から寄せられた31件の応募の中から、日本糖尿病財団選考委員会による厳正な審査・選考および、理事会による最終決定の結果、下記4名の研究者が助成金交付対象者として選ばれました。助成金交付対象者には、研究課題1件につき225万円の助成金が交付されます。

第7回(2020年度) ベーリンガー/リリー糖尿病研究助成金交付対象者

 

氏名 所属 研究課題
岩部 真人
(イワブ マサト)
東京大学大学院
医学系研究科糖尿病・代謝内科
講師
NAFLD治療薬開発に向けた肝臓における新規シグナル情報伝達経路の解明
的場 圭一郎
(マトバ ケイイチロウ)
東京慈恵会医科大学
内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科 講師
糖尿病腎症の新規治療法確立へ向けたROCKシグナル機構の解明
山口 慎太郎
(ヤマグチ シンタロウ)
慶應義塾大学医学部
腎臓内分泌代謝内科
助教
血管内皮細胞NAMPT‐NAD+合成系を標的とした脂肪組織血管新生能促進による肥満2型糖尿病・心血管疾患発症予防法の開発
山本 毅士
(ヤマモト タケシ)
大阪大学医学部附属病院
血液浄化部
医員
新たな細胞死フェロトーシスに着目した難治性糖尿病性腎臓病の病態解明とそれに基づく治療薬の探索

助成プログラムに関する情報は、日本糖尿病財団のホームページにてご確認ください。
http://www.j-df.or.jp/grant.html

参考情報
公益財団法人 日本糖尿病財団について

日本糖尿病財団は、平成3年9月に設立された厚生労働省認可の財団法人です。その後、公益法人改革に伴い、行政庁(内閣府)より公益財団法人の認可を得、平成25年4月1日に公益財団法人に移行しました。糖尿病に関する調査研究の実施及び助成、並びに糖尿病に関する正しい知識の普及・啓発活動の実施及び助成、糖尿病に関する国際交流活動の実施及び助成、糖尿病に関する印刷物の刊行など、さまざまな事業を行い、もって国民の健康の増進に寄与することを目的としています。

ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー・アンド・カンパニーの提携について
2011年1月、ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー・アンド・カンパニーは、糖尿病領域におけるアライアンスを結び、同領域において大型製品に成長することが期待される治療薬候補化合物を中心に協働していくことを発表しました。同アライアンスは、ベーリンガーインゲルハイムが持つ研究開発主導型イノベーションの確かな実績とイーライリリー・アンド・カンパニーが持つ糖尿病領域での革新的な研究、経験、先駆的実績を合わせ、世界的製薬企業である両社の強みを最大限に活用するものです。この提携によって両社は、糖尿病患者ケアへのコミットメントを示し、患者のニーズに応えるべく協力しています。

ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムの中核をなすのは、人と動物のためにより良い医薬品をお届けすることであり、生活を変える画期的な医薬品や治療法を開発していくことが当社の使命です。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態を維持しています。将来のヘルスケアにおける課題を見据え、ベーリンガーインゲルハイムが最大限の力を発揮できる分野で貢献できるよう、長期的な視点をもって邁進していきます。

ベーリンガーインゲルハイムは、世界有数の研究開発主導型の製薬企業として、51,000人以上の社員が、医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。2019年度、ベーリンガーインゲルハイムは約190億ユーロの純売上高を達成しました。研究開発に約35億ユーロを投じてイノベーションに注力し、生命を救いクオリティオブライフ(生活の質)を向上させる新しい医薬品の創出に注力しています。
ベーリンガーインゲルハイムはパートナーシップを重視し、ライフサイエンス分野における多様な知見を活かして科学的な可能性を広げていきます。様々な協働を通じて、現在そして未来の患者さんの生活を変えるような画期的な治療法を提供していきます。

イーライリリー・アンド・カンパニーの糖尿病事業について
イーライリリー・アンド・カンパニーは1923年に世界で初めてインスリン製剤を開発して以来、糖尿病ケアの分野において常に世界をリードしてきました。現在も、糖尿病をもつ人々やケアを行う人々の様々なニーズに応えることで、この伝統を築いています。研究開発や事業提携、拡大し続ける幅広い医薬品ポートフォリオ、そして、医薬品からサポートプログラムをはじめとする実質的なソリューションを提供し続けることを通じて、世界中の糖尿病をもつ人々の生活の改善に努めます。

日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。人々がより長く、より健康で、充実した生活を実現できるよう、革新的な医薬品の開発・製造・輸入・販売を通じ、がん、糖尿病、筋骨格系疾患、中枢神経系疾患、自己免疫疾患、成長障害、疼痛、などの領域で日本の医療に貢献しています。

詳細はウェブサイトをご覧ください。
http://www.j-df.or.jp/
(日本糖尿病財団)
https://www.boehringer-ingelheim.com
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/
(ベーリンガーインゲルハイムジャパン)
https://www.lilly.com
(イーライリリー・アンド・カンパニー)
https://www.lilly.co.jp
(日本イーライリリー)

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