慢性腎臓病(CKD)
慢性腎臓病(CKD:シーケーディ―、Chronic Kidney Disease)は、腎臓の機能が低下したり、タンパク尿が出たりするなどの異常が続けて認められる病気です。現在、日本にはCKDの患者さんが約2,000万人(成人の5人に1人)いるとされています*。
CKDになると、心筋梗塞や脳卒中などの心臓や血管の病気、透析や腎移植が必要となる末期腎不全になるリスクが高いことがわかっています。腎臓の機能はいったん低下すると戻りにくいことが知られているため、CKDは早期発見・早期治療がとても重要です。
* CKD診療ガイド2024