ベルツ賞について
日独両国間の歴史的な医学関係を回顧すると共に、両国の親善をさらに深め日本における医学界の研究活動を支援する目的で、1964年に設立されたベルツ賞ついてご紹介します。
設立の経緯及び賞の特徴
ベルツ賞は、日独両国間の歴史的な医学関係を回顧すると共に、両国の医学面での親善関係を更に深めて行く目的で、1964 年に当時 C.H. ベーリンガーゾーン社の社主であった故エルンスト・ベーリンガー博士によって設立された賞で、日本の近代医学の発展に大きな功績を残したドイツ人医師ベルツ博士の名を冠してエルウィン・フォン・ベルツ賞と名付けられました。
学術論文募集要項にもありますように、本賞は毎年常任委員会の定めるテーマについての医学論文を募集し、優秀な研究に対して、賞を贈呈いたします。論文の選考は常任委員の他に毎年のテーマに関連した専門分野から若干名の専門委員が加わり、賞の決定は専門委員の審査に基づき、全員の合同協議によって公正に行います。