日本ベーリンガーインゲルハイム、 第32回Pneumo Forum受賞者を発表
- 日本ベーリンガーインゲルハイムは、Pneumo Forum(ニューモフォーラム)を主催し、慢性呼吸器疾患研究の進展と研究者育成を支援
- 2023年10月28日(土)に、第32回Pneumo Forumを開催し、Pneumo Forum賞の受賞者を決定
報道関係者向け情報
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2023年11月2日 日本/東京
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(東京都品川区、代表取締役 医薬事業ユニット統括社長:荻村 正孝、以下、「日本ベーリンガーインゲルハイム」)は、2023年10月28日に、「第32回Pneumo Forum」を開催し、Pneumo Forum賞の受賞者を決定しました。
Pneumo Forumは、呼吸に関する医学の進歩に寄与することを目的とし、1992年に日本ベーリンガーインゲルハイムによって創設されました。慢性呼吸器疾患研究の一層の進展と少壮研究者の育成を図るため、毎年演題募集が行われ、優れた演題に対してPneumo Forum賞が授与されます。32回目を迎える今回は、「将来の慢性呼吸器疾患診療を変革しうるシーズ研究」をテーマに演題を募集しました。寄せられた多数の応募の中から、選考委員の厳正なる事前審査を通過した12名の発表が最終選考会で行われ、最終審査の結果、下記3名の研究者がPneumo Forum賞を受賞しました。
第32回Pneumo Forum受賞者
募集テーマ:「将来の慢性呼吸器疾患診療を変革しうるシーズ研究」
最優秀賞 (賞金50万円)
「肺MAC症の宿主疾患感受遺伝子探索による新規治療戦略の創出」
慶應義塾大学 医学部
南宮 湖(なむぐん ほう) 先生
優秀賞 (賞金30万円)
「リアルタイムコアゲノム解析による非結核性抗酸菌症の迅速・高精度同定法の確立および臨床応用」
大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 自然免疫学
福島 清春(ふくしま きよはる) 先生
「Lipofibroblast由来細胞外小胞を用いた慢性閉塞性肺疾患に対する新規治療法の開発」
東京慈恵会医科大学 内科学講座 呼吸器内科
藤本 祥太(ふじもと しょうた) 先生
今回の選考委員による審査の取りまとめを担当いただいた、新潟大学大学院医歯学総合研究科 呼吸器・感染症内科学分野 教授 菊地 利明先生は、「今年のテーマである『将来の慢性呼吸器疾患診療を変革しうるシーズ研究』に沿った非常に質の高い演題が集まり、どれも今後の診断や治療の発展に向けて大きく期待を持たせるものでした。特に受賞された先生方については、歴史あるPneumo Forum賞の受賞を糧に、慢性呼吸器疾患研究の発展に対して益々貢献されていくことを期待しています」と応募、受賞された先生方の業績を称えました。
Pneumo Forum選考委員(五十音順)
浅野 浩一郎 先生 | 東海大学医学部 内科学系 呼吸器内科学 教授 |
菊地 利明 先生 | 新潟大学大学院医歯学総合研究科 呼吸器・感染症内科学分野 教授 |
長瀬 隆英 先生 | 東京大学 名誉教授 |
服部 登 先生 | 広島大学大学院医系科学研究科 分子内科学 教授 |
平井 豊博 先生 | 京都大学大学院医学研究科 呼吸器内科学 教授 |
宮﨑 泰成 先生 | 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 統合呼吸器病学 教授 |
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、世代を超えて生活を変革する画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型のバイオ製薬企業のリーディンクカンパニーとして、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出を目指しています。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態により長期的かつサステナブルな視点を維持しています。ヒト用医療用医薬品とアニマルヘルスの2つの事業分野において、53,000人以上の社員が世界130ヵ国以上で事業を展開しています。
詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.com/jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
https://annualreport.boehringer-ingelheim.com/2022/
(アニュアルレポート 英語)