統合失調症

統合失調症は、世界中で約2400万人の方が罹患する複雑な精神疾患であり、主に陽性症状、陰性症状、認知機能障害の3つの症状がみられます。
幻覚や妄想などの陽性症状が最も広く知られ治療されている一方で、喜怒哀楽が乏しくなる、意欲の減退などの陰性症状や、課題解決能力、注意力、記憶力などに影響を与える認知機能障害は現在対処が難しく、当事者の方やご家族、周囲の方々にとって、大きなアンメットニーズがあります。