第57回(2020年度)「ベルツ賞」で募集する学術論文テーマは、「慢性腎臓病 (CKD) -病態生理と対策」に決定

日本/東京,
  • 1等賞金800万円、2等賞金400万円
  • ベルツ賞は1964年に設立、伝統ある日本国内の医学賞

報道関係者向け情報
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2020年2月13日 日本/東京
「ベルツ賞」はベーリンガーインゲルハイムが1964年に設立してから今年で56年を迎える伝統ある日本国内の医学賞です。毎年特定の医学の分野に関する学術論文の募集を行い、優れた論文に対して賞を贈呈するという医学分野の発展に真に寄与する研究を重視する医学賞で、数多くの日本の医学賞の中でも、最も権威あるもののひとつとして認められています。これまでの受賞論文の総数は124件、受賞者は共著者も含め延べ389名にのぼります。

ベルツ賞常任委員会において、第57回(2020年度)「ベルツ賞」学術論文テーマが「慢性腎臓病 (CKD) -病態生理と対策」に決定されました。2020年6月16日(火)を応募期限として日本全国からこのテーマに関する論文を募集し、その中から医学に真に貢献する優秀な論文に対して1等賞(賞金800万円)、2等賞(賞金400万円)が授与されます。論文審査は常任委員と専門委員にて構成される選考委員会で厳格に審査され、優秀な論文に対して上記の賞が本年11月(予定)にドイツ大使公邸で開催される贈呈式で授与されます。

「エルウィン・フォン・ベルツ賞」について

「ベルツ賞」は正式には「エルウィン・フォン・ベルツ賞」と称します。日独両国間の歴史的な関係を回顧すると共に、両国の医学面での交流を更に深めて行く目的で設立されました。「ベルツ賞」の名称は、日本の近代医学の発展に大きな功績を残したドイツ人医師エルウィン・フォン・ベルツ博士の名を冠したものです。ベルツ博士は、ドイツ チュービンゲン大学で医学を学び、ライプチヒ大学講師を経て1876年(明治9年)に来日されました。在日中は、現在の東京大学医学部の前身である東京医学校で教鞭をとられ、数多くの優れた日本人医学者を育てると共に、皇室の侍医を務められた事でも広く知られています。医学教育のみならず、公衆衛生面でも日本の防疫事業の基礎を築くなど、明治から始まる黎明期に日本が西洋医学を導入する上で、大きな貢献をした指導者の一人です。

第57回(2020年度)「ベルツ賞」 学術論文募集要項

  • テーマ:「慢性腎臓病 (CKD) -病態生理と対策」
  • 賞金:1等賞800万円/2等賞400万円
  • 応募期限:2020年6月16日(火)
  • 応募に関する情報は当社ホームページのメニュー「イノベーション」の「賞とフェローシップ」から「ベルツ賞」の応募要項、応募規定をご参照ください。
    https://www.boehringer-ingelheim.com/jp/
    ホームページでは、「募集要項」・「応募規定」の請求、また、応募に関する問い合わせを受け付けています。

ベーリンガーインゲルハイムについて
ヒトと動物の健康を改善することは、研究開発主導型の製薬企業ベーリンガーインゲルハイムの使命です。私たちは治療選択肢が存在せず、未だ十分な治療法が確立していない疾患に焦点を合わせ、患者さんが健やかな生活を確保できる革新的な治療法の開発に専念しています。アニマルヘルスでは、先進的な病気の予防と早期発見・早期治療に注力しています。
ベーリンガーインゲルハイムは世界におけるトップ20製薬企業の1つで、1885年の設立以来、株式を公開しない企業形態を維持しています。約50,000人の社員が、医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品の3つの事業分野において、革新的な製品開発を通した価値の創出に日々取り組んでいます。2018年度、ベーリンガーインゲルハイムは約175億ユーロの売上高を達成しました。研究開発費は約32億ユーロとなり、売上高の18.1%に相当します。
株式を公開しない企業形態の特色を生かし、ベーリンガーインゲルハイムは世代を超え、長期的な成功を重視しています。したがって、私たちは、研究活動において、自社のリソースに加えて、オープンイノベーションと戦略的アライアンスを重視し持続的な成長を目指しています。ベーリンガーインゲルハイムは、私たちが関連するあらゆるリソースを尊重し、人類と環境に対する責任を果たしていきます。

詳細は下記をご参照ください。
http://www.boehringer-ingelheim.com/
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