ベーリンガーインゲルハイム、日本における 2020年業績を発表 コロナ禍にもかかわらず、堅調な業績を達成
- 継続的なトランスフォーメーションの推進により、コロナ禍にありながらも、日本ベーリンガーインゲルハイム、ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパンともに、前年を上回る業績を達成
- 日本ベーリンガーインゲルハイムは、ジャディアンス®ファミリー及びオフェブ®が力強い成長を遂げ、業績を牽引
- ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパンは、予防に主軸を置き堅固な成長
報道関係者向け情報
このホームページでは、国内の報道関係者の方々を対象に、ベーリンガーインゲルハイムジャパングループ各社の情報ならびに関連情報をご提供しています。一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。
2021年4月27日 日本/東京
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:青野吉晃、以下、日本ベーリンガーインゲルハイム)及びベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長:青野吉晃、以下、ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン)は4月27日、2020年(1-12月)の業績を発表しました。
日本ベーリンガーインゲルハイムの売上は、1,952億円(薬価ベース*1、前年比3.1%増)となり、コロナ禍でも、2型糖尿病治療薬のジャディアンス®ファミリー(ジャディアンス®、トラディアンス®)、抗線維化薬のオフェブ®がいずれも2桁成長を遂げ、堅調な業績により、前年を上回る売上を達成しました。また、ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパンは、コンパニオンアニマル(小動物/ペット)、ライブストック(産業動物)ともに予防に主軸を置き、売上232億円(卸売出荷ベース*2、前年比6.0%増)の成長を達成し、日本におけるアニマルヘルス市場のリーディングカンパニーの1つとして好調を維持しました。
日本ベーリンガーインゲルハイムの代表取締役会長兼社長及びベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパンの代表取締役会長である青野吉晃は、今回の業績発表にあたり、「ベーリンガーインゲルハイムでは、これまで主要製品ポートフォリオの刷新、デジタルの積極活用、組織体制の最適化といった“トランスフォーメーション”を継続的に推進し、将来に向けた基盤を構築してきました。これらの基盤があることで、コロナ禍という不測の事態においても、社員と顧客の安全確保と、顧客ニーズへの対応の両立を図るべく、デジタルを活用したコミュニケーションの強化に積極的かつ迅速に取り組むことが可能となりました。この様に、高い評価をいただく製品群を含む強固な基盤に裏打ちされた変化への柔軟な対応により、コロナ禍の不確実な状況にありながらも、2020年は日本ベーリンガーインゲルハイム及びベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン双方において、前年を上回る力強い成長を遂げることが出来ました」と述べました。
*1医療用医薬品売上高は全て薬価ベース Copyright © 2021 IQVIA. JPM(2019/1~2020/12)をもとに作成 無断転載禁止
*2富士経済 2020年実績データ
日本ベーリンガーインゲルハイム、2020年の業績について
- ジャディアンス®ファミリーの売上が400億円を突破
- オフェブ®が適応追加により更なる成長、アンメットメディカルニーズの高い疾患領域で貢献
糖尿病領域のポートフォリオは、引き続き、当社の医療用医薬品事業の成長ドライバーの1つです。SGLT2阻害薬のジャディアンス®が274億円(前年比22.7%増*1)、ジャディアンス®とDPP-4阻害薬トラゼンタ®の配合剤であるトラディアンス®が129億円(前年比100.6%増*1)であり、ジャディアンス®ファミリーとして、400億円を超える売上(403億円、前年比40.2%増*1)となりました。
ジャディアンス®は、2020年11月に、慢性心不全に対する日本での承認事項一部変更承認申請を行い、また、慢性腎臓病の第Ⅲ相試験が進行中です。
当社の医療用医薬品ポートフォリオのもう1つの成長ドライバーは、特発性肺線維症(IPF)および全身性強皮症に伴う間質性肺疾患(SSc-ILD)の治療薬であるオフェブ®です。3つ目の適応症として2020年に、進行性線維化を伴う間質性肺疾患を適応症とする唯一の薬剤(治療法)として承認を取得しました。オフェブ®の売上は、393億円(前年比39.3%増*1)となり、医療用医薬品事業の成長を大きく牽引しました。
今後も、治療が容易でない疾患に立ち向かわれている患者さんとそのご家族のために、新しい治療の選択肢を届けられるよう、尽力してまいります。
*1 医療用医薬品売上高は全て薬価ベース Copyright © 2021 IQVIA. JPM(2019/1~2020/12)をもとに作成 無断転載禁止
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスジャパン、2020年の業績について
- 日本のアニマルヘルス市場におけるリーディングカンパニーの1つ
- 昨年を上回る売上を達成、ペット用駆虫薬が業績を牽引
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパンの約70%を占めるコンパニオンアニマル分野において、犬用駆虫薬のネクスガード®ブランドは卸出荷ベースで99億円(前年比16.1%増*2)の売上を達成し、引き続きトップブランドとなりました。なかでも、外部寄生虫対策と内部寄生虫対策がオールインワンでできるネクスガード スペクトラ®は2020年も引き続き好調で、ブランド全体の伸長を牽引しています。ネクスガード®ブランドに加え、フロントライン®、ブロードライン®などの製品群で犬猫用寄生虫駆除薬市場において当社は50%を超えるマーケットシェア*2で存在感を高めています。
産業動物分野では、養豚産業の生産性を低下させる疾病の原因となる豚サーコウイルス感染症、豚マイコプラズマ感染症および豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)のワクチン市場におけるインゲルバック®シリーズの強さを背景に、豚ワクチン市場で30%以上*2のシェアと強固な市場基盤を築いており、リーディングカンパニーとして養豚生産者や獣医師に寄り添い、安心・安全な国産豚肉の安定的な生産に貢献しています。
*2富士経済 2020年実績データ
ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、人と動物の生活を向上させる画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型の製薬企業として、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態を維持し、長期的な視点をもって邁進していきます。医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、約52,000人の社員が世界130カ国以上の市場で業務を展開しています。
詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
https://www.boehringer-ingelheim.com/jp/animal-health
(アニュアルレポート 英語)
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスについて
動物と人の命は、深く、また、複雑につながっており、動物が健康であれば、人間も健康でいられると信じています。世界中で9,700人の社員がイノベーションを通じて価値を提供し、動物と人の健康と幸福に寄与すべく邁進しています。
私たちの活動の根幹にあるのは、動物、人、環境に対する敬意であり、私たちは、病気や痛みから動物を守るためにソリューションを開発し、サービスを提供しています。そして、顧客の方々が動物の健康をケアするのをサポートし、生命や社会を脅かす病気から地域社会を守っていきたいと願っています。
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスは、動物薬市場で世界第2位のグローバルプレーヤーであり、2020年度に41億ユーロの売上高を記録し、150カ国以上でビジネスを展開しています。
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスの詳細:
https://www.boehringer-ingelheim.com/animal-health/about-animal-health-business-unit
(ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/biahj
(ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン)