ベーリンガーインゲルハイムと世界牛病学会(World Association for Buiatrics)は、牛など反芻動物の健康と動物福祉に関する優れた研究を支援

和訳リリース,
  • ベーリンガーインゲルハイムは、牛をはじめとする反芻動物の健康に関する研究を行う若手研究者および獣医師を支援
  • 「反芻動物における動物福祉アワード(Ruminant Well-Being Awards)」と「グスタフ・ローゼンバーガー記念基金助成金」の応募受付を開始

報道関係者向け情報
このホームページでは、国内の報道関係者の方々を対象に、ベーリンガーインゲルハイムジャパングループ各社の情報ならびに関連情報をご提供しています。一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

当プレスリリースについて
この資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)が3月22日に発表したプレスリリースをもとに日本語に翻訳したものです。なお、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈については英語のオリジナルが優先することをご了承ください。

2022年3月22日 ドイツ/インゲルハイム
アニマルヘルス分野のグローバルリーダーであるベーリンガーインゲルハイムは、世界中の畜産家および獣医師の研究を支援し、動物の健康や動物福祉(Well-Being)に関して長期的に良い影響をもたらすような健全な畜産の取り組みを推進しています。動物の動物福祉に関する認識と理解を高めるうえで重要な方法のひとつは、牛などの反芻動物の動物福祉に関する科学的洞察を構築し、共有することです。

「牛をはじめとする反芻動物の動物福祉に関して、さらなる科学的な洞察が必要だと考えています。そのため、当社は今後の研究を助成することで、反芻動物の健康に関する研究を行っている若手研究者および獣医師を支援しています。アワード、スポンサーシップ、あるいはさまざまな顧客向けイベントを通じて獣医学コミュニティを支援することにより、世界中の反芻動物の動物福祉向上を目指します」と、ベーリンガーインゲルハイムのルミナント(反芻動物)部門のヘッドであるGerald Behrensは述べています。

「反芻動物における動物福祉アワード(Ruminant Well-Being Awards)」の応募受付を開始
2018年、ベーリンガーインゲルハイムは、世界牛病学会(WAB)と協力して、牛をはじめとする反芻動物の動物福祉アワードを創設しました。WABは、基礎及び臨床研究の両方において牛病学のあらゆる側面の促進を目的とする独立した国際学会です。このアワードには2つの表彰部門があります。まず、反芻動物の動物福祉に関する研究賞は、獣医学、畜産学および関連分野において最近博士号を取得し、反芻動物の福祉に関する科学的知識において卓越した貢献のあった方を表彰するものです。もうひとつの反芻動物の動物福祉実践賞は、臨床獣医師または獣医学、畜産学および関連分野の研究者を対象に、反芻動物の動物福祉向上における成果に対して表彰するものです。応募受付は2022年6月1日までとなります。応募用紙および応募要項詳細は、https://farmanimalwellbeing.com/からご確認ください。

2種類の表彰部門の受賞者には、さらなる研究を支援するために、それぞれ10,000ユーロの賞金が授与されます。さらに、2022年9月4~8日の日程でスペイン/マドリードにて開催される世界牛病学会(World Buiatrics Conference)への参加費用も提供する予定です。業界での主要学会の一つであり、この学会への参加により、専門家と情報交換を行い、牛獣医療の最新の発展について学ぶ機会を得ることができます。

グスタフ・ローゼンバーガー記念基金(GRMF)助成金の申請受付
ベーリンガーインゲルハイムによる若手研究者助成として、もう1つ、グスタフ・ローゼンバーガー記念基金(GRMF)助成金があります。GRMFは、牛獣医学において大きな功績を残したグスタフ・ローゼンバーガー博士にちなんだ基金で、WABとも関連があります。基金の目的は、国際レベルで牛獣医学をさらに向上させ、広く牛分野の研究を奨励することです。GRMFは、牛獣医学領域に寄与している有望な若手獣医師に助成金を年1回交付しており、GRMF受賞者には10,000ユーロが交付されます。GRMF助成金の候補者は、牛獣医学に携わる、卒業後10年未満(応募時)の獣医師です。応募は2022年7月1日まで受け付けています。応募の詳細は、以下をご参照ください。
https://gustavrosenberger.com/

 

ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスについて
動物と人の命は、深く、また、複雑につながっており、動物が健康であれば、人間も健康でいられると信じています。世界中で9,700人の社員がイノベーションを通じて価値を提供し、動物と人の健康と幸福に寄与すべく邁進しています。
私たちの活動の根幹にあるのは、動物、人、環境に対する敬意であり、私たちは、病気や痛みから動物を守るためにソリューションを開発し、サービスを提供しています。そして、顧客の方々が動物の健康をケアするのをサポートし、生命や社会を脅かす病気から地域社会を守っていきたいと願っています。
ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスは、動物薬市場で世界第2位のグローバルプレーヤーであり、2020年度に41億ユーロの売上高を記録し、150カ国以上でビジネスを展開しています。

ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルスの詳細:
https://www.boehringer-ingelheim.com/animal-health/about-animal-health-business-unit
(ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス)
https://www.boehringer-ingelheim.com/jp/animal-health
(ベーリンガーインゲルハイム アニマルヘルス ジャパン)

ベーリンガーインゲルハイムについて
ベーリンガーインゲルハイムは、人と動物の生活を向上させる画期的な医薬品や治療法の開発に取り組んでいます。研究開発主導型の製薬企業として、アンメットメディカルニーズの高い分野において、イノベーションによる価値の創出に日々取り組んでいます。1885年の創立以来、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない独立した企業形態を維持し、長期的な視点をもって邁進していきます。医療用医薬品、アニマルヘルスおよびバイオ医薬品受託製造の3つの事業分野において、約52,000人の社員が世界130カ国以上の市場で業務を展開しています。

詳細は、下記をご参照ください。
https://www.boehringer-ingelheim.com/
(ベーリンガーインゲルハイム)
https://www.boehringer-ingelheim.jp/
(ベーリンガーインゲルハイム ジャパン)
https://annualreport.boehringer-ingelheim.com
(アニュアルレポート 英語)

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