Big Little Things - がん治療において、小さなことが大きな意味を持つことがあります
がんと共に生きるとき、小さなことが大切な意味を持つことがあります。ささやかなものこそが、強い力を発揮することがあるのです。
健康であることは、 特にがんにおいては、容易なことではありません。予期していなかったことが起こっても対応し、ささやかな瞬間に喜びを見つけてみると、きっとその瞬間は、私たちにとって大切な瞬間になることでしょう。
Big Little Thingsは、辛いときに支えとなってくれます。辛いときこそ、小さなことが最も大きな意味を持つことを、Big Little Thingsは私たちに気づかせてくれます。Big Little Thingsは人によって、抽象的なものもあれば、具体的なものもあるでしょう。例えば、治療がうまくいったことやお気に入りの歌を聴くことかもしれません。
私たちはBig Little Thingsが大切だと考えています。人々の大切な思い出や物語を共有することで、より多くの方がご自身にとってのBig Little Thingsを振り返り、コミュニティの絆を強められたらと願っています。
がんと共に生きるとき、小さなことが大きく感じられることがあります。私たちは一人ひとりのBig Little Thingsに寄り添い、分かち合っていきます。
注：それぞれの個人的経験に基づくものです。
がんコミュニティの皆さんにとって大切なBig Little Thingsを分かち合う：
「この時計は2007年と刻印されています。2007年に私は悪性リンパ腫と診断されました。治療が終わった時、妻が記念に買ってくれたのがこの時計です」
遠藤誠先生
整形外科 骨・軟部腫瘍医
「私はこのエルモと毎晩一緒に寝て、彼は彼のエルモを持っています。私たちは、エルモたちに話をさせていました。前向きになれて、笑わせてくれるものを必要としていたからです」
ロリアナさん
2度のがんを経験したがんサバイバー
「好きなこと１つに集中して、それを毎日やることが大切です。私にとっては猫のベアと一緒に夕日を見ることです」
ダンさん
がん患者さん
「これは私の患者からもらった記念品です。彼女は、ウィンブルドンを観戦することが目標だと言い、治療によって、実際にウィンブルドンに行くことができたのです」
シラジ・セン先生
腫瘍内科医