ミニシンポジウム 『創薬プロテオミクス 企業とアカデミアの視点から』

日時:2024年3月13日(水)13:30~16:30
形式:京都大学・藤多記念ホール(医薬系総合研究棟)+Zoomウェビナーライブ配信 ハイブリッド・無料
(事前登録制)発表言語:日本語

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社はアカデミアのプロテオミクス研究者との交流の機会を設けることで、アカデミアでのプロテオミクス研究の成果をいかに創薬研究開発に活用していくかについて産学の研究者間で議論すべく、創薬プロテオミクスに焦点を当てたシンポジウムを京都大学と共に開催いたします。
近年、質量分析計の著しい高性能化及び種々の技術開発により、一度に数千のタンパク質の同定および定量が可能となっています。またタンパク質の翻訳後修飾を検出・定量する技術が開発され、創薬開発への応用が益々期待されています。本シンポジウムでは、日本ベーリンガーインゲルハイムの研究者から製薬企業における創薬研究でのプロテオミクスの活用事例や課題をご紹介し、さらにアカデミアで最先端のプロテオミクス研究をされている3名の先生からご講演を頂き、双方が議論することで、アカデミアおけるプロテオミクス研究のさらなる発展と、その医療応用を目的とした研究の促進といった社会実装に向けた活動へと繋がることを心から期待しています。
本研究分野に関心をお持ちの研究者の皆様の聴講をお待ちしております。

演者紹介:
松井 明子 博士
日本ベーリンガーインゲルハイム
薬物動態安全性研究部 プロテオミクス・データサイエンスグループ
グループマネージャー

工藤 喬 博士
日本ベーリンガーインゲルハイム
薬物動態安全性研究部 プロテオミクス・データサイエンスグループ
シニアサイエンティスト

石濱 泰 先生
京都大学大学院薬学研究科 製剤機能解析学分野
教授/創薬プロテオミクス分野 教授
医薬基盤・健康・栄養研究所
招へいプロジェクトリーダー

足立 淳 先生
医薬基盤・健康・栄養研究所
プロテオームリサーチプロジェクト/創薬標的プロテオミクスプロジェクト/疾患解析化学プロジェクト
プロジェクトリーダー
京都大学大学院薬学研究科 創薬プロテオミクス分野 連携教授

佐伯 泰 先生
東京大学医科学研究所 タンパク質代謝制御分野 教授

[プログラム]

13:30-13:45
開会挨拶/日本ベーリンガーインゲルハイムの紹介と本シンポジウム開催の背景
KUMBL/日本ベーリンガーインゲルハイム

13:45-14:15
演題:ベーリンガーインゲルハイムの創薬開発におけるプロテオミクス
松井 明子 博士
日本ベーリンガーインゲルハイム 薬物動態安全性研究部

14:15-14:45
演題:薬物動態評価へのプロテオミクスの利用
工藤 喬 博士
日本ベーリンガーインゲルハイム 薬物動態安全性研究部

14:45-15:00 休憩

15:00-15:30
演題:最先端プロテオーム計測と情報解析が拓くプロテオフォームプロファイリング -キノームとタンパク質末端を例に-
石濱 泰 先生
京都大学大学院薬学研究科

15:30-16:00
演題:臨床検体リン酸化プロテオミクスを用いた癌の創薬標的探索
足立 淳 先生
医薬基盤・健康・栄養研究所

16:00-16:30
演題:ユビキチンプロテオミクスによるPROTAC評価
佐伯 泰 先生
東京大学医科学研究所 タンパク質代謝制御分野

[第2部]

17:00-19:30 頃 ※京大及び登壇者関係者のみ
創薬研究開発におけるプロテオミクスの課題紹介及び研究交流会
(立食形式の軽食をご用意)

[申し込み]

下記、URLよりお申込み下さい。
(事前登録制/参加締切日:2024年3月12日(火))
https://forms.gle/T4ZdkfNTiY1Yv6c1A

  • オンサイトでの聴講は先着200名様までといたします。
  • ウェビナー配信数に限りがあるため、先着順で受け付けます。
    応募総数次第でお断りさせていただく場合があることをあらかじめご了承ください。
  • フリーアドレスからの登録はご遠慮ください。

[本ミニシンポジウムに関するお問合せ]

京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構
Email:application@contracts.med.kyoto-u.ac.jp

=========================================

共催
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
京都大学医学研究科「医学領域」産学連携推進機構(KUMBL)
京都大学オープンイノベーション機構

=========================================